ゲーム
ケーススタディ - Random Logic Games
Random Logic Gamesについて
2013年創業のRandom Logic Games(RLG)は、米国アラバマ州バーミンガムに本社を置くモバイルゲーム企業です。主にトリビアゲームやワードゲーム(言葉遊びゲーム)カテゴリーのハイパーカジュアルゲームを開発し、直近ではFacebookを含むすべてのアプリストアで飛躍的な成長を遂げ、6~8週間ごとに新タイトルを発表しています。
課題
Random Logic Gamesは、長年にわたりデータ主導のゲーム開発企業として事業を展開してきましたが、当時利用していたモバイル計測ツールには十分な分析機能がありませんでした。そのためマーケティングチームは社内でビジネスインテリジェンス(BI)ツールを構築して管理し、経費を負担していたのです。そのような背景から、RLGはiOS 14.5以降のリリースをきっかけにSKAdNetworkに対応する新たなモバイルアナリティクス計測パートナーを探すことを決意し、Adjustに移行しました。
マイケル・ロトフィ(Michael Lotfy)氏
Random Logic Games COO(最高執行責任者)
ソリューション
アトリビューションに関するプライバシー対策が強化され、データの集約化が進む中、Random Logic Gamesは、すべてのデータソースを一元管理することが不可欠であると考えました。AdjustのDatascapeではマーケターがすべてのデータを1ヶ所で確認できることが決め手となり、同社チームは新たなモバイル分析プラットフォームとして、Adjustを導入することを決定しました。
もうひとつの大きなメリットは、Datascapeのレポート機能です。RLGが何年もかけて構築した独自の指標を利用でき、今までと同じレポートを素早く作成できるようになったのです。これまで社内のBIでは困難だった必要な指標を取得できるようになり、キャンペーンの自動化も実現しました。
アンドリュー・ストーン(Andrew Stone)氏
Random Logic Games 社長
結果
Random Logic Games 社長のアンドリュー・ストーン(Andrew Stone)氏は次のように述べています。「Adjustに移行してからすぐに結果が出ました。表とグラフのデータを一致させ、必要に応じてシームレスにデータのドリルダウンやズームアウトができるようになったことで、データ分析におけるチームの敏捷性が大きく向上しています」
同様に、RLGのマーケティングチームも、Datascapeのデータ集約機能と優れた可視化ツールによって、ユーザー獲得におけるデータ主導の意思決定ができるようになったと話しています。また、RLGは広告費用回収率(ROAS)をリアルタイムに把握してキャンペーン予算を最適化し、より良い結果を達成できるようになりました。加えて、社内のBIシステムを完全に廃止してDatascapeに切り替えたことにより、40%のコスト削減を実現しています。
さらにAdjustは、Random Logic Gamesから寄せられたフィードバックを受けて、Datascapeの新しいヒートマップ機能(上の写真)を始めとする改善を行いました。この機能により、マーケターはデータの分布を可視化してレポートを容易に管理できるとともに、高度なインサイトと詳細な指標を単一の画面で確認し、より迅速な意思決定ができるようになりました。
RLGはAdjustのiOSソリューションを使用してSKAdNetworkのデータを扱うことで、iOSキャンペーンを継続的に成長させています。
RLGがAdjustに移行して達成したこと
- 社内BIツールを廃止し、運用コストを40%削減
- RLGのフィードバックから、Adjustの新機能「Datascapeのヒートマップツール」が誕生
- SKAdNetworkでのアトリビューション計測に成功
マイケル・ロトフィ(Michael Lotfy)氏
Random Logic Games COO(最高執行責任者)