リエンゲージメント | Re-engagement
リエンゲージメントの定義
リエンゲージメントとは、すでにエンゲージメント(広告のクリックなど)によってコンバージョンの意図を示しているユーザーに対して広告を配信することです。リエンゲージメント広告はWeb上やアプリ内で展開され、コンバージョンに至らなかったユーザーがアプリに復帰するように(そして最終的にコンバージョンするように)ブランドを継続してユーザーに表示します。
ダイナミックプロダクト広告(DPA)は、リターゲティングとリエンゲージメントを上手く組み合わせた例です。Eコマースの場合は、ユーザーがいくつか商品を買い物カゴに入れたにも関わらず、一定の時間内に購入行動を起こさない場合などにDPAを使用してリエンゲージできます。購入の完了を促す広告を表示することで、コンバージョンにつなげることができるのです。つまり、このリエンゲージメント戦略により、カゴ落ちを最小限に抑え、結果としてROASを高められます。
リエンゲージメントは、離脱したユーザーや休眠ユーザーの復帰・維持にも活用できます。例えば、アプリのインストール後に一定期間アプリを開いていない休眠ユーザーを特定することにより、リエンゲージメントのターゲットにしてアプリへの復帰を訴求し、顧客生涯価値 (LTV)の向上を図ることができます。リエンゲージメント、リターゲティング、リアトリビューションの違いについては、こちら(英語のみ)でご確認いただけます。
リエンゲージメントが重要な理由
リエンゲージメントはすべてのアプリカテゴリーにおいて重要なマーケティング手法であり、コンバージョンに至る可能性が高いと思われるユーザーに対して広告費用を優先的に割り当てる効果的な施策です。広告費をユーザーのリエンゲージメントに投入するマーケターが、他のデジタルチャネルを利用した場合と比較して、高いROIを獲得している理由がここにあります。
リエンゲージメントは、ブランディングやコンバージョンを最適化するための強力なツールであり、WebやEメール、モバイルWeb、アプリといった、あらゆるデジタルチャネルを横断した幅広いデジタル戦略の一環として優れた効果を発揮します。
Googleなどの企業は、リエンゲージメントに特化したツールを提供しています。例えば、マーケターはGoogleのアプリエンゲージメントキャンペーンを使って、休眠ユーザーを呼び戻すために関連性の高い広告を配信できます。詳細については、 アプリエンゲージメントキャンペーンを開始するためのブログ記事をご覧ください。
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