メタゲーム|Metagaming
メタゲームは、「ゲームのコア機能やコンセプトを超えたゲームプレイ」として定義されます。しかし、それをどのように実行するかは、ゲームアプリ開発者とモバイルゲームプレイヤーでそれぞれ異なります。ゲームアプリの開発者にとってメタゲームとは、「ゲームのコアメカニクスに含まれない短時間の追加的なゲームプレイ」のことを指します。
モバイルゲームのプレイヤーなら、メタゲームを「現実世界の情報を活用してゲームプレイを有利に進めること」と定義するでしょう。それには、ゲームルールの抜け穴を見つけたり、ネットで情報を調べたりなど、アプリゲーム内で高いスコアを獲得するための戦略が含まれます。しかし、メタゲーミングはゲームコミュニティで疎まれ、不正行為と見なされることがあります。ここでは、モバイルアプリ開発者の視点からメタゲームについて見てみましょう。
メタゲームの例
メタゲームは、ロールプレイングゲームのコミュニティー内だけの話と考えられがちですが、実際はあらゆるタイプのモバイルゲームに当てはまります。
パズルゲーム: プレイヤーはパズルを解いてゲーム内のコインを獲得し、それを使用して、選択したアバターの世界を構築します。
エンドレスランナーゲーム: プレイヤーはレベルをクリアしながら、キャラクターの能力を高める「パワーアップ」要素を集めます。
料理ゲーム: プレイヤーがレベルをクリアすると、時間延長、調理機器のアップグレード、またはカスタマイズオプションに交換可能なポイントを獲得できます。
建設・街づくりシミュレーションゲーム: ゲームの主旨である建築ゲームをプレイしながら、住民のニーズを満たす街づくりを目指します。
スポーツゲーム: さまざまなレベルのスコアランキングで継続的に順位を競い合い、プレイを盛り上げます。
メタゲームのメリット
競争が激しいモバイルゲームアプリ業界では、メタゲームの差別化が大きな強みになります。追加の機能を取り入れることで、より魅力的で面白いゲームにすることができ、結果として以下のような効果が得られます。
- アプリ滞在時間の増加
- ユーザーの継続率の向上
- アプリの差別化
- アプリ内購入の増加
Adjustでメタゲームを成長させる
Adjust Datascapeで、メタゲームのどの機能がアプリのKPIを向上させるかをテストして把握しましょう。
モバイルゲームの収益化戦略については、こちらのブログでさらに詳しくご覧ください。
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