「モバイルアプリトレンド 2022：アプリパフォーマンスのグローバルベンチマークレポート」をリリース
Tiahn Wetzler, Director, Content & Insights, Adjust, 2022年5月19日.
モバイル化は世界中で2021年に入っても継続し、グローバルな市場でかつてない数のユーザーがアプリを利用するようになりました。昨年、ロックダウンやソーシャルディスタンスがもたらした新たな消費パターンや、ユーザー行動の目まぐるしい変化、AppleのiOS 14.5およびAppTrackingTransparency（ATT）リリースによるユーザープライバシーポリシーの導入など、モバイルアプリエコシステムは大きな課題に直面しました。こうした変化の一方で、アプリマーケティング業界はその力強さと敏捷性、適応性を明確にし、広告主と開発者がユーザーを見つけ、維持することに長けていることを証明しました。
今回Adjustは、業界の変化や課題に対応し、2022年の成長を加速させるためにご活用いただけるインサイトを集めた「モバイルアプリトレンド 2022：アプリパフォーマンスのグローバルベンチマークレポート」をリリースしました。
Adjustが計測する上位2,000のアプリのデータを基にした本レポートでは、グローバルおよび地域別に見たモバイルアプリ業界の成長に関するインサイトと専門家による分析をお届けします。フィンテック、Eコマース（電子商取引）、ゲームアプリの詳細なデータを把握し、オーディエンスと2022年のアプリエコノミーを理解してアプリをさらにレベルアップさせましょう。
主な調査結果
- 2021年に計測されたすべてのカテゴリーと地域で、インストール数が前年と比較して増加。フィンテックは35%、Eコマースは12%、ゲームは32%増となっています。
- 株式投資アプリと仮想通貨アプリが大幅に伸び、エンゲージメントの高いユーザー層を保有していることが明らかに。フィンテックアプリの全インストール数のうち株式投資アプリが7%、仮想通貨アプリが2%を占め、セッション数ではそれぞれ17%、6%となっています。
- ハイパーカジュアルゲームはゲームカテゴリーのインストール数で最大シェア（27%）を記録、セッション数が最も多かったのはアクションゲーム（30%）です。
- Eコマースカテゴリーの他のアプリと比べ、マーケットプレイスアプリは高い継続率を記録しています（1日目が27%、30日目が 10%、その他のEコマースアプリの平均はそれぞれ19%、7%）。
- Adjustのデータによると、2021年、フィンテック、Eコマース、ゲームアプリはいずれも過去最高のアプリ内収益を記録しました。
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